紅葉の会津駒から燧ケ岳を見ながらの稜線を歩いて御池までの周回ルート

 8月下旬に30年ぶりに訪れた会津駒。紅葉の9月下旬から10月上旬の週末の駒の小屋は予約でいっぱい。金曜日はちょうどキャンセルで1名何とか取れたので紅葉目当ての登山を計画。しかし前回はバテバテだったのでテント泊・縦走並みの食糧計画(フリーズドライとビールは現地調達等々)で臨む。尚、Webでバテないためには最適な心拍数((220ー年齢)×0.75)があるようなので、今回はそれをを考えながら進むことに。小生の場合は最適心拍数は120。

駒ケ岳登山口駐車場 ⇒ 水場(CT:1時間半)

9月27日(金) 曇り ザック重量15㎏ 特別装備なし
 6時半過ぎに着いたが、第一駐車場(登山口に一番近いところ)は平日でもいっぱい。仕方ないので前回と同じ第二駐車場?に停めて装備を整え出発(0700)。流石にザックが軽い。これならCTで小屋まで行けるだろうと、この時は思ったが・・・。途中、ペアのご夫婦(小生と同年代か?)とご挨拶して階段の取付きにかかる。1ヶ月前に通った道。記憶に新しい。最適な心拍数を考えながら進んだが、急登ではないところでも130~140、急登では150。到底120で歩くことは無理。ということで150以下を心がけて進む。前回30分強で休憩した場所に到着。時間的には前回より5分程度早いだけ。今回は休憩なしで先へ。水場まで前回は3時間弱かかったが、何とか2時間で到着(0855)。それでも空荷に近い状態でCTの1.3倍。アキレスけん断裂の影響か?

水場 ⇒ 駒の小屋(CT:1時間半)

 前回は水は担いだので水場は未確認。補給も含め水場へ。ルートは明確だが少し急。両手は空いていた方が無難か。水はしっかり出ていた。また沢ではなく岩から浸みだしているので煮沸も不要(その場所で飲みました)。冷たくて美味しい。軟水か硬水かは・・・。

 水場から先は急登もないが、2ℓ追加で重くなった。ペースは変わらず。樹林帯を抜けて稜線が見える。期待していた紅葉には少し早い。下草は黄金色になっているが赤色の紅葉は残念。前回も休憩したベンチで一服。駒の小屋へ向けた階段の登山道。黄金色に染まっている。

駒の小屋 ⇔ 中門大池(CT:2時間弱)

 駒の小屋に到着(1050)。受付は13時からのようだ。泊用の装備をデポして会津駒・中門を目指し出発。期待した紅葉も早いし、天気もイマイチ。会津駒の頂上も素通りして中門大池を目指す。気持ち良い稜線を歩いて中門大池に到着(1205)。3人の女性パーティも休憩中。昼食のパンを食べてのんびり。この先に行っても仕方ないので十分休んで駒の小屋に戻ることに。

 帰りは会津駒は巻いて。木道が更新されている。歩きやすい。恐怖の木道もピッカピカ!!無事小屋に到着(1255)。

駒の小屋(泊)

 前回同様、夜は自炊場で宿泊客の方と山談議。おつまみご馳走様でした。

駒の小屋 ⇒ 大津岐峠(CT:1.5時間)

9月28日(土) 小雨のち曇り ザック重量12㎏前後 特別装備なし
 御池までCTで5時間。13時過ぎのバスに乗るのであれば7時に出ても十分。しかし昨日のペースでは最悪7時間も視野に5時半少し前に出発(0530)。霧雨えが降っているので上だけレインウェア。しかし濡れたササを考えれば下も着用すべきだったが後の祭り。少し下って岩場もどきを過ぎれば黄金色に紅葉した開けた稜線。晴れていれば燧が見えるはずだが・・・。1時間前後で大津岐峠に到着(0630)。

大津岐峠 ⇒ 電発避難小屋(CT:1時間強)

 峠はキリンテヘ降りる分岐。ベンチはないがよい休憩場所。開けているので晴れていればよかったが。しばし休憩して出発(0640)。雨はやんだがガスの中。

 ガスの中を進むと建物が。電発避難小屋か?

電発避難小屋 ⇒ 大杉岳(CT:1時間強)

 避難小屋に到着(0750)。小屋は利用できないが高床式になっているので1階部分(小屋の床下?)で雨宿りはできた。順調に来ている。早く着きすぎるかもしれない。木道が随所にあるが、朽ち果てて利用できない木道も沢山あった。写真はないが地図上で1,888mのピーク手前は距離はないが急登。滑って落ちても大けがはしないが厄介。それを過ぎれば樹林帯の中の大杉岳頂上に到着(0855)。

大杉岳 ⇒ 御池(CT:1時間)

 頂上で休憩。このままいくと御池で3時間以上待つことになる。まあ~遅れるよりはよいか。ゆっくり休憩して出発(0910)。

 頂上からは緩やかな下り。笹もよく刈られていて歩きやすい。管理者の方に感謝感謝。そして登山口に到着(0845)。後は林道を歩いて御池のBTへ(0955)。

まとめ

 御池のBTでは3時間以上待つことになったが遅れて林道歩きになるよりはましか。レストランの昼食は11時から。それまで時間をつぶして【舞茸カツカレー@1,200】に舌鼓。尾瀬の水(500mlのペットボトル)が無料で付いてきた。バスに乗って登山口BSへ移動し、林道をしばらく歩くとショートカットの登山道が。どこに出るか不安であったが、運よく登山道を登り切れば第二駐車場に到着。
 今年は想像以上に紅葉が遅いのかもしれない。御池までの稜線ルートは晴れていれば気持ちがよさそう。お勧めです。晴れたときにまた来たい。

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