30年以上前に訪れたことのある会津駒ケ岳だが、当時の記憶はあまり残っていない。紅葉も有名だが会津駒から中門岳につながる稜線は天空の湿原。日帰りコースを駒の小屋に泊まって御池に下りる周回ルートを計画。
登山口駐車場 ~ 水場の分岐(CT:1時間半)
2024年8月14日(水) 曇り 小屋泊 ザック重量22㎏ 特別装備なし
桧枝岐にある登山口駐車場には7時半過ぎに到着。第一駐車場(10台前後)は満車。少し下った第二駐車場(6台前後)に停めることができた。装備を整え出発。数分林道を歩いて登山道に取り付く。木製の階段がスタート。昭文社の地図では急登と記されている。1箇所だけ直登の急登が続く箇所はあるが、他はそれほどでもない。剱の早月尾根の方が数段きつい。とは言っても全くペースが上がらない。30分ほど歩いて既にバテバテ。早速休憩。先が思いやれれる。


以降、10~20分毎に休憩をとるペース。何とか水場への分岐がある休憩スペースに到着。CTの倍以上かかっている。ベンチで大休憩。14時までに着くだろうか?ほとんど遭難状態(疲れて歩けなくなる?)。


水場分岐 ~ 駒の小屋(CT:1時間半)
急登もここまで。ここからは楽になる?樹林帯をしばらく進むと視界が少し開け、中門岳への稜線が見えた。木道が出てきて駒の小屋も見えてきた。ここで休憩。ガスっているので会津駒の頂上は見えない。


休憩後、ワンピッチで駒の小屋に到着。14時には間に合ったが、なんと6時間以上もかかった。ここまでバテタ記憶は・・・。時間的に中門岳ピストンも可能だが、疲れて歩けない。受付を済ませ遅めの昼食?早めの夕食に。
駒の小屋(泊)
小屋はコロナの影響もあり宿泊者数を半数に絞っているようだ。2階に上がり男性の相部屋へ。7人泊まる形だ。布団も枕もある。シュラフはいらなかったな。ザックは部屋ではなく、階段の途中に置くシステム。自炊場は受付横。テーブルと椅子がある。常連の方曰く、「満員の場合は2バッチの入れ替え制。今日は半数なので全員がここに座れるはず」とのこと。消灯の20時までソロの男性・女性、ご夫婦の方々と山談議に花が咲きました。


駒の小屋 ⇔ 中門岳(CT:2時間弱)
2024年8月15日(木) 曇り ザック重量17㎏前後か?
御池まで行くので早めに起きて(4時過ぎ)、軽く朝食を済ませ水・非常食・雨具・防寒着・エマージェンシーキットを持って会津駒・中門岳ピストンスタート。ガスっていて頂上は見えないが、誰もいない。頂上手前は階段だが空荷なので気にならない。頂上到着だが全く記憶がない・・・。眺望もなかったんだ。写真を撮って中門を目指す。少し下ると後は平坦は湿原を散歩。池・池塘のある中門岳頂上?に到着。ここで休憩。


地図を見ると頂上はもっと先にあるようだ。登山道も続いている。先に進む。しかし先端(続く登山道がないところ)は一周するようになっているが標識等もない。地図上ではこの辺りが頂上のようだが?何もないのでもと来た道を戻る。途中、雲が切れて燧ケ岳が見えた。会津駒の頂上は巻いて小屋に到着。


駒の小屋 ~ 駐車場(CT:2時間半弱)
小屋に戻りパッキングしてしばし休憩。御池に行くか、駐車場に戻るか思案。宿泊者は全員、駐車場に戻るようだ。天気は曇りで台風が接近中。回復することはないだろう。空荷ではまずまずのペースで歩けたが荷があるとどうか・・・。少し不安。戻ることに決定。尚、9月の週末は駒の小屋は満員のようだが、月末の金曜日は空いているということで急遽予約。紅葉は最盛期ではないだろうか?との小屋番さん。
のんびりスタート。来た道なので詳細は省略。水場分岐と最初に休憩したところの2箇所で休憩して駐車場に到着。休憩入れてほぼCTなのでやはり昨日の疲れが残っていたのだろう。御池のパスは正解だった。次回(9月下旬)は御池に行こう。
まとめ
二回目の会津駒だったがほとんど初と同じ。先々週に続き高層湿原の山が楽しめた。小屋は格安で布団等もあるので定宿にしようかな?来年は春先(小屋が開いた矢先ぐらい)と初夏にまた来よう。
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