避難小屋に泊まって東海自然歩道(山中湖から菰釣山)を歩く

避難小屋

【はじめに】  

 菰釣山からの富士が以前登った時綺麗だった。また東海自然歩道は山伏峠から山中湖までは未走破ルート。一方で、道志を通るバスは休日は走っていない。平日に休みが取れたので、道の駅に車を停めてバスで山中湖に移動する山行を計画。登り始めが10時前後になるので、避難小屋泊にも丁度。さて富士の絶景は見れるか?

12月12日(金) 晴れ 1泊2日 避難小屋泊 ザック重量22㎏ 特別装備なし

 道の駅:道志からのバスは0928。早く着いても仕方ないのでのんびり家を出て、道の駅には8時半過ぎに到着。装備を整え暇をつぶす。

時刻通りにバスが到着。日帰りと思われる登山者が下車。バスは貸切。山中湖平野のバス停はバスターミナルと言った感じ。観光客?合宿客?と思われる若い数人のパーティがたむろっていた。

【山中湖平野BT ⇒ 山伏峠分岐 CT:3時間弱】

 装備を整え出発(0955)。快晴!!富士が綺麗だろうな。民宿(テニス等の合宿に利用されるのかな)街?をしばらく歩き、自然歩道の標識に従い別荘地帯にはいる。

途中で親子連れのシカに遭遇。こんなところまで出てくるんだ。別荘地帯を抜けると高指山と思われる山が見える。

ススキ?で覆われた山。頂上からの景色がよさそう。たいした登もなく頂上到着。期待通りの富士の絶景!!手前に見える山中湖。

快晴の富士五胡ブルー?大月の【富岳12景】よりもここからの景色が数段上のような気がする。休憩にはまだ少し早いので先に進む。途中で年配(小生よりも年上)ペアの男性が下りてきた。軽く会釈。策に進んでベンチのあるピークで休憩(1100)。

 アップダウンも少なく歩きやすい。どんどん進む。ちょっとした登りを経て分岐に到着(0000)。

【山伏峠分岐 ⇒ 菰釣山避難小屋 CT:3時間弱】

 ここからは歩いたルート。しかし積雪期。チェーンしかなかったので一苦労だった。ルートミスした場所に到着。何故ここで作業道に入ったのか?yamapの地図もあったのに、間違えるような場所ではないよな~。

ちょっとしたアップダウンを経て要所小屋ノ頭に到着(1200)。先客がいたがすぐ山伏峠の方へ。一人でのんびり休憩。菓子パンを1つだけ食べて一服。少し雲が出てきた。菰釣からの富士はダメかな?さて出発。

ちょっとしたピークを2~3越えて菰釣山に到着(1435)。もちろん誰もいないが、富士も雲の中・・・残念。まあ~午前中にしっかり見れたので今日は満足。後は下るだけ。と思いきや丹沢名物の木の階段がある。以前来たときはもちろん雪の中だったので。その前来たときはこんなに階段があった記憶はないが・・・。 小屋に到着(1510)。

【菰釣山避難小屋(泊)】

 もちろん小屋には誰もいない。小屋のスタイルは黍殻や畦ヶ丸と同じ。大きさ的には畦ヶ丸の2/3程度か?コンロ等をテーブルに置いて、シュラフ等で寝床の準備。さてビールと残った菓子パンとビスケットで一杯。やりながら鍋の準備。冬は焼肉より鍋ですね!!鍋をたいらげて、チョコ系のビスケットとワインを飲みながら読書。至福のひと時です。外は晴れている。御殿場?松田?方面の夜景も見える。それほど寒くない。いつも通り、酒が切れたので就寝。

12月13日(土)晴れのち曇り ザック重量17kg前後

【避難小屋 ⇒ 浦安峠分岐 CT:3時間弱】

 晴れている。霜が降りている。極端に寒くはないがハードシャルと冬用手袋(共に厳冬期用ではない)で出発(0700)。

木の階段が続く。道の駅への分岐に到着。前回はここから下山した。先に進む。縦走路だがたいしたアップダウンはない。城ヶ峠に到着(0820)。ここで休憩。この先もたいしたアップダウンはないと高をくくっていたが、結構きついのぼりが出てきた。そして浦安峠分岐に到着(0905)。

はっきりした標識がある。数年前に畦ヶ丸から浦安峠に下りた時の分岐とは違う。もう少し畦ヶ丸寄りで下って言った記憶がある。まあ~こちらが正規ルートなのだろう。前回はほとんど獣道のようなところを下った。今回はしっかりした道。リボンも標識もあった。急坂でもなく普通の登山道。前回はほとんど獣道で、気につかまりながら下った。下った先の林道にも標識があった。この標識も前回は林道を歩いてきて見つけたところ。全く違ったところを下ったことを再確認。休憩には早いが暑くなったのでハードシェルも脱いで、手袋も夏仕様に交換。再出発。

【浦安峠分岐 ⇒ 道の駅:道志 CT:3時間弱】

 少し急登を歩いて稜線に出てからは普通の道。ちょっとした登りを過ぎると平指山に到着。確か鳥胸の頭の手前は急登であったので、ここで休憩(0945)。眺望はないが。木々の向こうに鳥ノ胸山(だと思うが)見える。一服して出発。

歩き始めて?方向が違うような・・・。元に戻る。標識を見ないで歩いたようだ。仕切り直して再出発。暫くすると記憶にあったような急登が出現。しかし長くは続かず頂上に到着(1030)。

休憩にはまだ早いが、最後は一気に下るだけなのでここで休憩。富士は雲の中だが御正体は良く見えるし、眼下には道志の街並み。さて後は下るのみ。急坂だが段差がないので膝には優しい。急登最後の方で家族連れが登ってきた。2人のお子さん。下は幼稚園生か小学校低学年。ここの急登は辛いだろうな~、と感心しながら見送った。林道の手前で沢に出た。前回は砂防ダムの方を歩いた記憶が・・・。前回は登山道ではなく、相当てきとうに歩いたようだ。キャンプ場を横目に舗装道路を歩き川を渡って道の駅に到着(1135)。

【まとめ】

 高指山からの景色は最高でした。2月頃であれば富士はもっと雪が多く空も済んで綺麗かもしれない。また浦安峠への道は前回は相当苦労した記憶があるが、正規ルートであれば全く問題なし。お勧めかな?また帰りに食堂を寄ることはめったにしないが、ネットで道の駅の近くにある食堂の評判が良かったので寄ってみた。確かにコスパ最高でした。かつ重のかつの厚さが半端なかった。甲府のぼんちは大盛だったがかつの厚さではどうしの勝利。そして付け合わせの料理が、昭和のお母さんがつくってくれたような付け合わせで、亡くなったおふくろを思い出しました。次回もまた寄ろう!!

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