中倉山に行く際に地図を見ていたら、袈裟丸山付近に避難小屋があることが分かった。水場はないがトイレもあり、一つは谷川にある【かまぼこ型】もう一つが【一般的な小屋】。ルート的には日帰りコースだが、丁度前日はゴルフ&宿泊なので登山開始がお昼前後。避難小屋泊で山行を計画。頂上に近い【かまぼこ型】に泊る予定。
11月16日(土)曇り時々雨 ザック重量19kg チェーンスパイク
折場駐車場 ⇒ 賽の河原(CT:1時間強)
国道122号線から駐車場までの林道は舗装はされているが狭く、落石の危険もある。しかし田代山に行く林道に比べれば楽かな?駐車場には11時過ぎに到着。生憎の雨。まあ~テント泊ではないので心配ない。車は5台程度。東屋があるので準備に苦労はない。丁度、トイレを清掃している女性陣3名が清掃が終わり休憩中。『避難小屋に泊って・・・』と話したら、『地元の人も知らないけど避難小屋?』とびっくりしていた。清掃ご苦労様です。出発する直前に下山してきた人が。一言二言会話していざ出発(1120)。
出だしは階段だがすぐに緩やかで整備された登山道に。紅葉は少し遅いがまだ会えた。
樹林帯を抜けて開けた稜線に。晴れていれば眺望がよさそう。遠くには滝が。稜線に出ると草で滑りやすいのぼりが登場(10分程度だが)。平坦になって樹木が茂っていない大きな岩?の場所に到着(1215)。賽の河原かと勘違いしてここで休憩した。しかし賽の河原はここから10分ほどだった。
晴れていれば気持ちの良い高原のような道を少し歩いて、展望台を過ぎるとすぐそこが【賽の河原】。
賽の河原 ⇒ かまぼこ型避難小屋(CT:1時間強)
賽の河原では休憩しないでそのまま通過。避難小屋を確認しておけばと、後の祭り。小丸山の前後に多少のアップダウンはあるが歩きやすい道。そして避難小屋に到着(1330)。
避難小屋 ⇔ 袈裟丸山 ピストン(CT:2時間弱)
泊り用装備をデポし出発。笹薮があることは地図上で確認していたが面倒なので雨具の下は履いていない。暫くすると笹薮。藪漕ぎまではいかないがズボンはびしょ濡れ・・・。ここから先も大きなアップダウンもない。頂上手前の急登?を登り切れば到着(1430)。
総菜パンといつもの羊羹を食べて出発。もちろん誰もいない。賽の河原までに下ってくる人達と数人あっただけ。鹿も猿もいなかった。来た道を戻り避難小屋に到着(1535)。
井村屋 スポーツようかん あずき 40g×10個
・お勧めの羊羹
避難小屋 ⇒ 賽の河原避難小屋(CT:1時間強)
避難小屋に入りこれからの行動を思案。ここに泊るか?でも雨漏りもしていてシュラフが濡れるか?トイレはあまり管理されていないので、緊急時しか利用しないだろう。その意味では、賽の河原避難小屋にあるトイレ(傾いているとネット情報)と同じか?傾いてはいないが。しかしここから1時間強。着く前に暗くなる。雨だけならまだしもガスっているので暗くなれば足元しか見えないだろう。悩む。来るときに場所を確認しておけば・・・。結局、居住性を考え【賽の河原避難小屋】へ向かうことに(1545)。
賽の河原手前10分ほどのところでヘッドランプ点灯。ガスっていて2~3m先までしか見えない。賽の河原到着。YAMAPの地図には避難小屋のマークはない。昭文社の地図上ではここから8分程度。10分歩いて見当たらなければ道間違いと判断すること前提で出発。ダメな場合は駐車場に戻ればよい。最悪、軽量テントでビバーク。階段状の下りを進む。ガスってなにも見えないので写真も撮らない。8分ほど経過。何もない、と思ったところ何か建物が?近寄る。傾いたトイレを発見。方向は間違っていないことを確信。先に進む。おかしい!今までは整備(少し朽ち果ててはいるが木で土留めされた階段状の登山道)された登山道が、涸れ沢のゴーロのような状態。道が違う。トイレは見えないがそこまで戻ることに。トイレ到着。付近をよく見る。登山道発見。登山道を数m下ると建物が。古い避難小屋。旧避難小屋か?と言うことは近くに新避難小屋があるはず。しかし見えない。数m進む。新避難小屋発見。無事着いた。YAMAPの活動記録がおかしく、到着時間は不明だが17時は過ぎていただろう。
避難小屋(泊)
避難小屋は土間とL字型の小上がり。但しL字の長辺は奥行きが狭く椅子にしかならない。一方L字の短辺は奥行きが80cm前後で丁度寝れるサイズ。布団や毛布があったので敷布団代わりに使ってシュラフで就寝。もちろん酔うまで飲んで・・・。
ソライトデザイン ソーラーパフ ソーラーランタン ソーラー充電式 折りたたみ式 軽量
・テント、避難小屋泊には必須アイテム
賽の河原避難小屋 ⇒ 駐車場(CT:1時間弱)
11月17日(日) 曇り ザック重量:16kg前後
雨は上がっているが晴れてはいない。下に沢が見える。飲めるな!水はあるので必要ないが。
のんびり出発(0750)。旧小屋はこんな近くだったか?昨夜は全く見えなかった。標識ももちろん見えなかった。
トイレの左少し手前にある石を右に歩いて、トイレの右を沢の方へ下って行ったようだ。
(分岐ではなくトイレまでの道)
賽の河原までは数分で到着。
(昨日はガスって良く見えなかった)
さらに進むと眺望が開けた所に到着。曇っているが昨日よりは景色が見える。
樹林帯に入り、駐車場に到着(0830)。ハンターの方が準備中。
まとめ
最後の紅葉には間に合ったようだ。今年の紅葉の見納めかな?一方、避難小屋はいまいち。かまぼこ型は想像していた通り。谷川になるのと大差ない。泊った避難小屋は、今までの中(30箇所弱)でワースト1になるかな?狭いのは仕方ないが、1人以外は土間に寝るしかない。日帰りコースなので、避難小屋と言うより、休憩する場所として利用されているのか?また入口の階段?が壊れており、出入りが少し大変だった。この避難小屋を利用することはもうないだろう。しかし登山コースとしては晴れていれば景色や雰囲気がいいのでまた来たいと思う。
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