駅からアルプスへ行ける【茨城:笠間アルプス】 低山とは思えない絶景が楽しめる!

山行記録

 常磐線岩間駅から水戸線福原駅までのトレイルコース【茨城:笠間アルプス】。初めて聞く名前だが”アルプス”に惹かれ訪問してみることに。
12月14日(土) 晴れ ザック重量12kg 特別装備なし

笠間駅 ⇒ 鐘転山(CT:2時間弱)

 始発電車に乗り岩間駅には6時半過ぎに到着。ソロの登山者らしき人も下車した。駅の改札を出た横にあるベンチで装備を確認し出発(0645)。駅前はコンビニ等の売店はない。住宅街をしばらく歩きながら、地元の朝の散歩の方と数人挨拶を交わす。YAMAPの地図では車道をそのまま進むようだが、ショートカットするように雑木林へ入る道があるのでそちらを進む。

 雑木林内の道を進み車道にぶつかり東屋のある広場にでる。

 そこからも雑木林の道。林道か登山道かわからない道を進むと愛宕神社に到着(0740)。高尾山や御岳山同様、神社の周りは道が入り組んでいてどこが正解か不明。まずはお参りして参道を下りると【餅つき道祖神】。正月前なので縁起がいい?ここ数年餅つきはしていないが・・・

 展望の開けた広い駐車場に到着。ここまで登山道とは思えない。展望の良いレストハウスがあるが開店前。駐車場にはトレランの方が準備している。道は左右に2本。どちらを行っても同じところに出るようだが、車道ではない左の道へ。数分で右からの道と合流。ここから本格的な登山道かな?しばらくすると鐘転山(道標では”展望台”とある)への分岐。分岐を左に進むと展望台。確かに鹿島方面?の展望が開けておりベンチもある。休憩には早いので先に。緩やかな下りを進みちょっとした急坂を下ると林道にぶつかるが、鐘転山は藪もどきの道の方へ。踏み跡はしっかりあるが、あまり訪れる人は多くないようだ。昭文社の地図には確かに道は記されていない。10分程度で鐘転山(0820)に到着。展望はない。南北朝時代から戦国時代にかけての歴史が記された看板があった。

鐘転山 ⇒ 難台山(CT:2.5時間弱)

 ピークハントして来た道を戻り展望台で休憩。少し風はあるが温かい。一服して出発。分岐に戻り縦走路?を進む。登山道とは思えないほど幅が広い道。これならトレランにはうってつけではないだろうか?ネット上ではアップダウンがあるような情報であったが、確かに小ピークはあるが心が折れるようなアップダウン(例えば、谷川の蓬峠から平標山)はない。要所では筑波山方面の眺望が楽しめたが、アルプス?感はなかったな。途中、団子岩、大福山を経て難台山に到着(1025)。筑波山方面は開けているのでここで休憩。ソロの方2名ほどが休憩していた。

難台山 ⇒ 吾国山(CT:2.5時間)

 ここからは少し急な坂を下って林道にぶつかり道祖神峠に到着。林道を進むコースと雑木林を進むコースがあるようだが、折角なので雑木林の道へ。暫くすると旧洗心館キャンプ場?に到着。整地されトイレや炊事場もある。縦走路が長ければここでテント泊もあるが、日帰りコースなのでまあ~利用することはないな。しかし綺麗なキャンプ場。少し先で吾国山登山口の看板。

 ちょっとした登りを経て頂上に到着(1155)。写真を撮り忘れたが、祠があり朽ち果ててはいるがベンチもある。2名休憩中で、後からも数名到着。小生もここで昼食。眺望は良い。雪化粧の日光連山も見えた。最近の昼飯は、『カップラーメン+総菜パン or おにぎり』に代え『カレーメシ』にしている。腹持ちがよさそうで栄養バランスも良いのでお勧めです。

 ・カップラーメンに比べ腹持ちがよさそう
 ・栄養バランスも抜群

吾国山 ⇒ 福原駅(CT:1.5時間強)

 後は下るだけ。時期であれば見事だろうと思えるツツジの脇を抜け、【ブナ林】の看板のところを通過。こんなところにブナ林?と疑問に思ったが、確かに立派なブナが1本あった。

 また落葉したイチョウの葉で全面黄色の場所が。山でイチョウの紅葉を見たのは初めてかな?イチョウは街路樹のイメージしかない。尚、登山道脇に【シロカタクリ】の看板が。【シロカタクリ】が見られるのか!心を惹かれるが、他に魅力のあるルートではないので・・・。

 だらだらの道を下って麓に到着。畑の中の農道?を進み住宅街を抜け、圏央道?の下をくぐって福原駅に到着(1330)。

まとめ

 期待した”アルプス”感はなかった。どこにでもある【○○銀座】と同じで、【笠間アルプス】と命名したのではないでしょうか?一方で、奥多摩ではあまり多く見かけない(御前山は有名)カタクリの群生(シロカタクリもあるよう)があるようなので、花詣での登山・ハイキングはお勧めかもしれませんが縦走は・・・。

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