筑波山:女の川&男の川でカタクリを満喫する

山行記録

 裏筑波山(どっちか表で裏かわからないが、ロープーウェイ・ケーブルカーがない方面)に廃道?(国土地理院の地図に記載なし)となっている女の川&男の川ではカタクリの群生が見ることができるとの情報がネット上にあった。それほどハードではないようなのでカタクリを見物に筑波山へ。

4圧12日(土) 晴れ ザック重量12kg 特別装備なし

はじめに

 コースタイムはわからないが、ルート検索に少し時間がかかることを考え5時間と予想。8時出発で十分と考えのんびり家を出発。筑波山頂上へ通じる林道は舗装され走りやすいが、キャンプ場への分岐からはダート道。朝早かったのですれ違うことはなかったが、帰りは路肩(退避スペースとなるような場所)にも路駐がありすれ違いで渋滞が発生した。退避場所での路駐は控えましょう(親父の小言)。男の川・女の川わきの駐車スペースは一杯。キャンプ場下の駐車場も7~8台停まっていたがなんとか停めることができた。

駐車場 ⇒ 女の川 ⇒ 筑波山

 装備を整え出発(0740)。林道をしばらく進み車で見た女の川の看板(登山口)に到着。すれ違う登山者はいたが女の川に向かう登山者はいなかった。みんなキャンプ場からのルートを進むようだ。

 登って直ぐに足元を含めカタクリが咲いている。富山や上越の山々ではカタクリは見慣れていた(カタクリの他、イワウチワやショウジョウバカマ)が、奥多摩・丹沢ではこれだけの群生は見たことがない。カタクリが有名な御前山も登山道横(柵で仕切られている)には確かにあったが・・・。朝早いので花弁は開いていなかったが。

道は踏み跡も明確で迷うことはない。沢を詰めるので右岸でも左進めれば問題なし。

沢沿いなので急登ではない。標識はなくテープやリボンも少なかったが、数箇所ペンキマークがあった。

沢を上り詰めると最後は急登になるのが定石。案の定、最後は急登。急登を上り詰めると大きな岩があった。岩の左に踏み固められた道。右には少し薄いトレース。左は右岸の登山コースと考え(自分は左岸を登り岩に到着)、右の薄いトレースを進む。

しかしこれが失敗。薄いトレースは消え笹藪に突入。鞍部のような所に出る。。20m程度上には電波塔があるのであれが登山道。戻ることも考えたが面倒なので、右から回り込もうと進むが急登で撤退。鞍部に戻り左から回り込む。踏み跡もないので笹を掴み・踏みつけ進む。20分程度で電波塔の下に到着。石垣は登れないので回り込んで登山道の脇に出て、柵をまたぎ登山道に合流。どこから来たのか?怪訝に見ていたハイカーを横目に休憩場所を探して先に。誰もいないベンチがあったのでそこで休憩(0925)。藪漕ぎで30分程度ロスったが、おそらく大岩を左に進んでキャンプ場からのルートに合流するのが正規ルートではないだろうか?

筑波山 ⇒ 男の川 ⇒ 駐車場

 一服して出発(0940)。男体山の頂上を経て(春霞で景色は今一つ)男の川分岐を目指す。しかし分岐が発見できない。地図上では男体山からの巻道と頂上ルートの合流点あたりだが踏み跡がない。しばらく先に進むがない。一旦、合流点にもどり巻道を少し戻るが分岐がない。下を見るとピンクのテープを発見。踏み跡もないが下り始める。まあ~谷を目指すルートなのでそのうち登山道に合流できるだろうと考えて先に。あたり一面カタクリ。踏まないように注意しながら進むと、左からしっかりした登山道を発見。登山道に合流。おそらく途中まで進んだ道を先に進めば分岐があったのだろう。

カタクリがいたる所に咲いている。日も高くなったので花弁も開いて綺麗。

登山道は整備され女の川ルートより歩きやすい。女の川では他に登山者はいなかった(朝早いから?)が、男の川では登ってくる登山者と数人あった。沢沿いの道を進むとあっという間に林道に出る。後は林道を進んで駐車場に到着(1035)。

まとめ

 期待していたカタクリとは予想以上に合うことができました。時期もぴったりだったかもしれない。二輪草には少し早かったかな?ネット情報通り、というよりも予想以上のカタクリの群生でした。道も危険な個所はないので初心者でなければ(初心者も経験者と一緒であれば問題なし)おすすめコースです。先にも書きましたが、奥多摩・丹沢では見ることができない量ではないでしょうか。二輪草も同様。来年も歩きたいと思わせるルートでした。
 尚、女の川ルートは国土地理院の地図にルートは記載されていません。また男の川ルートも同様ですが、yamapの地図では進入禁止の記載あり(ルートの記載なし)。ルート上に立入禁止や立入禁止を示すようなトラロープはありませんでした。

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