眺望の山:守屋山 テント泊の裏技

水吞場

 黒百合ヒュッテから下山後、守屋山に向かい中腹にある【水吞場】にてテント泊。頂上からの日の出と360度の眺望を楽しむ山行。ルートは
 ・1日目 守屋山登山口駐車場(杖突峠) ⇒ 水吞場(テント泊)
 ・2日目 水吞場 ⇒ 守屋山 ⇒ 前守屋山 ⇒ 林道 ⇒ 守屋山登山口駐車場
の予定。
 ・天気:曇り
 ・ザック重量:24Kg ⇒ 8㎏前後か?
 ・特別装備:特になし

登山口駐車場 ⇒ 水吞場(CT:45分)

 杖突峠の駐車場には12時過ぎに到着。流石に平日だけあって車は2台ほど。装備を整え出発(1228)。しばらく進むと急登。短い距離だがきつかった!!林道と並行するような登山道を進むとその林道に出る。林道を数分歩いて水吞場へのゲートを下る。山の腹を巻くように進むと水吞場が見えてきた。車が1台止まっているが管理者の方だろう。水吞場にはトイレや炊事場、ベンチ等もある。傾斜はあるが芝でいいテント場だ。と思ったのもつかの間、注意書きの掲示板には【キャンプ禁止】の文字が。丁度そばにいた監視員の方に尋ねると、『色々あってキャンプ禁止なんです』とのこと。テント泊ができないのであれば仕方ない。事前調査不足。近くのキャンプ場へ向かうことに。

登山口駐車場 ⇒ マナスル山荘キャンプ場 ⇒ 登山口駐車場

 付近のキャンプ場で思い当たるのは、入笠山にある【入笠牧場キャンプ場】と【マナスル山荘キャンプ場】。牧場の方は昨年利用したのでマナスルに行くことにした。途中の林道は路肩が崩落している箇所もあり要注意。千代田湖の横を通てさらに進み放牧地の中、やっとマナスルキャンプ場に到着。予想以上に遠かった(約30分)。途中の千代田湖湖畔のキャンプ場にすればよかったか。マナスルのキャンプ場は貸切状態。管理の方曰く『雨なので皆さんキャンセルでした』。空いていて逆にラッキー。明日の朝晴れていれば、入笠山頂上で日の出を見よう。
 しかし生憎の曇り空。頂上は諦め、朝食を済ませテントを撤収。守屋山登山口駐車場へ戻る。

登山口駐車場 ⇒ 水吞場(CT:45分)

 午後からは雨のの予報にも車が1台ある。登山靴に履き替え出発(0745)。昨日歩いた道。天気も同じように曇り空。しかし空荷なので楽!!ソロの方が登ってきた。道を譲る。ほどなく水吞場に到着(0815)。

水吞場 ⇒ 東峰 ⇒ 守屋山(CT:2時間弱)

 休憩しないで先に進む。またちょっとした急登。尾根に出てしばらく進むと守屋山東峰に到着(0905)。景色は何も見えない。ここで休憩。行動食を取る。本峰を目指し出発。【守屋神社奥宮】を過ぎると気持ちの良い尾根道。

そして謎の【ラビット小屋】に到着。男女ペアの方が休憩(朝食?)中。目の前が守屋山頂上(0940)。やはり何も見えない。しかし、うっすら北アルプスが見える。穂高と白馬だろう。景色も楽しめないので戻ることに。戻ってきた東峰から諏訪湖が見えた。さっきは見えなかった?気が付かなかった?

 雨も降りだして来たのでレインウェア(上)を着こんですぐに出発(1010)。計画では前峰経由で下山予定だったが、林道歩きが嫌になりピストンに変更。水吞場に到着(1040)。昨日の方とは別の監視員の方と登山者2名が雑談をしていた。一服して出発。そして駐車場に到着(1115)。登山靴から履き替えていると、本降りになってきた。よかった!!

水吞場の彫刻たち

まとめ

 期待の眺望が楽しめず残念な山行となった。またテント場が使用できなかったので、急遽場所移動という失態まで。まあ~チェーンを持ってこなかったことでこの山行自体にケチが付いたのかもしれない。しかし一つだけ良い情報を入手。水吞場はキャンプ禁止だが、『事前に森林組合に予約を入れればキャンプ可能』と監視員の方が言っていた。まだ確認を取ったわけではないが、今年の冬は積雪のある晴れた日に再チャレンジしたい。

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