湯ノ湖から五色沼避難小屋に泊まって日光白根山周回

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はじめに

 前回日光白根山に登った際に見かけた【五色沼避難小屋】。トイレはないが水場は少し離れているようだがある。猛暑なので秋めいたころに訪問しようと思ったが、色々あり今回行くことに。湯ノ湖からの周回コース。時計回り or 反時計回り。どちらにするか。荷物の多い初日は楽な(白根は翌日)時計回りにすることに

9月6日(土) 晴れ 1泊2日 避難小屋泊 ザック重量19kg 特別装備なし

駐車場 ⇒ 前白根山(CT:3時間強)

 6時過ぎには湯ノ湖キャンプ場駐車場に到着。50%位は空いていた。登山者は1パーティのみ(4~5人)で暫くして出発(ゲレンデ方面)していった。白根が目的かな。晴れているが朝早いので心地よい。来る途中の外気温は12度前後。涼しいはずだ。装備を整え出発(0650)。キャンプ場入口にトラロープ。クマ出現で閉鎖中のようだ。来週末利用しようと思っていたが・・・。ゲレンデを登る。ゆっくり・ゆっくり進む。

20㎏を切っているのでさほど重くはないが。ソロの方に数人抜かれる。ゲレンデから本格的な登山道に。暫くはたいした登ではない。石碑のある所から急登が続く。

根っこを掴みながら進むほどの急登ではないが、それなりの急登。早月尾根に似てるかな?距離は1/4程度だが。あえぎながら進む。途中(急登が一旦切れて少しなだらかな所)で休憩を1本とって何とか稜線に到着(0925)そして休憩。稜線に出てからは眺望はないが緩やかな勾配の登り。途中には天狗平?と平坦なところも。

野菊?は一面に咲いているところもあり目を楽しませてくれた。ハクサンフウロは少しだけ。前白根付近ではなごりのコマクサも。

頂上に到着(1035)。眺望が最高!!日光ファミリーは全部見える。また眼前には奥白根山がデーンと腰を据えて鎮座していた。至仏も見えて遥か向こうに那須、どこでも見える富士も。休憩し、今日のお宿に向かう。

前白根山 ⇒ 避難小屋(CT:2時間前後)

 一旦鞍部?の分岐に出て五色沼方面へ。途中で水を汲まなければならない。ちょっとした急坂を下る。しかし水場が見つからない。困った!!まあ~なくても持参した水で間に合うと判断。結局間に合ったが、マイルール(下山時に500mlは残す)は守れなかった(水300ml、ポカリ200ml程度しか残らなかった)。湖面からの白根山を見上げて避難小屋へ。

    

五色沼避難小屋(泊)

 避難小屋に到着(1200)。5時間半かかった。湖畔でのんびりしていたが、少し時間がかかり過ぎた。小屋にはもちろん誰もいない。寝床を整え、一次会開始。15時前後にソロの男性到着。少し話をしてちょっと休憩。16時から二次会開始、酒がなくなり就寝。小屋はボランティア(栃木県勤労者山岳連盟?)の方が管理・整備しているようだ。スペースも広く詰めれば20名前後寝れるのでは?まあ~冬季ぐらいしか利用する人は少ないかな?

9月7日(土) 晴れ ザック重量14kg 特別装備なし

避難小屋 ⇒ 日光白根山(CT:1時間半弱)

 4時過ぎに起床。外はまだ暗いが妙に暖かい。星が出ているので雨になることはないと思うが、9月とは思えない暖かさ。ソロの方は睡眠中。のんびりと朝食の準備をして朝食をとる。コーヒーも飲んでいざ出発(0530)。開けたところまで出ると白根山の前衛が朝日に輝いていた。ここからが本格的な登り。

樹林帯の中はさほど急登ではない。森林限界を過ぎると急登が開始。

ガレ場である。記憶(下りのルートとして利用)ではザレ場だったが、結構なガレ場。ヘルメットを持ってくるべきだったかな?まあ~他に登山者はいないので落石の心配はないが。急登を進む。ザレ場に出ると後はツズラ折の道。稜線に到着。富士も見える。昨日よりも近い。少し進むと白根山の頂上が見えた。独占できるかな?と思ったが先客が見える。残念。もう一つ残念なのがガスが出てきた。一気に景色がなくなる。頂上到着(0700)。ガスって眺望なし。一休み。

日光白根山 ⇒ 五色山(CT:1時間半前後)

 景色も見えない(薄っすら中禅寺湖は見えたが)ので、直ぐに下山開始。これも記憶の中では、『折立から太郎小屋の森林限界以降の道』だったが、結構なガレ場。登山者も登ってくる。ヘルメットは必須でした。感覚的には1割程度しか被っていないかな?

ガレ場を過ぎなだらかになるともうそこは弥陀ケ池との分岐。お父さんと小学校低学年の姉妹2名がいた。まさか、と思ったがやはりそのあたりを周回するだけのよう。どう考えても白根山に登れるとは思えない。池に到着。写真を撮って後20分ほどで予定した五色山分岐に着くと思い先に進む。五色沼分岐からは登り。登りきると平たんは高層湿原ぽい所に到着。登山道を五色沼方面に外れる踏み跡(はっきりしている)がある。五色沼が眺望できると思い行って見ると、最高の眺望。

写真を撮って、後はなだらかな登りで分岐に到着(0825)。ここで休憩。最後のひと登り(登りと言うほどのものではなかったが)で五色山に到着(0905)。

五色山 ⇒ 駐車場(CT:2時間半)

 後は下るだけ。途中の国師平までは歩いた道。湯ノ湖が見える。あそこまで下るのか!結構あるな!

昭文社の地図では、途中足元が見えないほどの笹薮があるようだ。っ駆使平までは全く問題なし。国師平は日陰もないので少し進んで日陰で休憩(0940)。ここから急坂が始まる(地図上では)。急坂と言っても土と笹の根っことえぐられた登山道。根っこに引っかかったり滑ったりしない限りリスクはない。尻もちであれば全く問題なし。藪が濃い所もあるが、漕げばいいだけ。問題は、背丈の低い笹(脛から膝)で足元が見えないところ。累計で100mもなかったと思うが、そこは慎重に進んだ。

急坂が終わると緩やかな道になりその先はまた急坂となる。平坦な所の最後で休憩(1045)。ここから先は笹もないようだ。しかし石などで段差がある坂。膝と大腿四頭筋の疲れが出始めスピードは出ない。ゆっくり・ゆっくり進む。30~40分で平坦な所にでた。後は歩くだけい。途中ルートミスして変なところを歩いたが、登山道入口の林道ぽい所には最終的に到着。後はホテル棟が点々とあるところを歩いて駐車場に到着(1200)6時間半。体力が落ちた・・・。

 

まとめ

 避難小屋は期待していた通りで楽しませていただきました。水場についてもっと詳細に情報収集すべきだったと猛省。後はヘルメットは必須です。皆さん持参しましょう。湯ノ湖からのコースとしてはやはり時計回りを推奨します。反時計回りではスキー場への下りがガレ場でリスキーです。登りでは全く問題なし。一方、五色山からの下りも笹で足元が見えない箇所がありますが、トレランでもしない限りあまり問題ないと思います。次回は紅葉若しくはラッセルしなくてもよい初冬かな?

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