未踏破ルートを通って畦ヶ丸周回

山行記録

【はじめに】  

 畦ヶ丸へは主稜ルートと西丹沢VCからの直登ルート等で登っているが、西丹沢VC⇒白石峠、大滝峠上⇒大滝橋のルートは歩いていない。また大滝橋へ下る途中にある一軒屋避難小屋の様子も確かめたく企画。日帰りコースなのでのんびり山行となるだろう。

11月29日(土) 晴れのち曇り 1泊2日 避難小屋泊 ザック重量21㎏ 特別装備なし

 西丹沢VCには7時半少し前に着いたが、何とかVC手前右の駐車スペースに停めることができた。3台ほどの空きだった。紅葉は終わり?だがまだ檜洞や畦ヶ丸は登る人がいるんだな~、と感心。

【駐車場 ⇒ 白石峠 CT:3時間強】

 ソロ・ペアの方々がツツジ新道方面へ、また3名ほどのパーティは畦ヶ丸へ。小生も装備を整え出発(0740)。暫くは林道歩きのはず。ツツジ新道への登山口を過ぎ更に林道を進む。途中でゲート。ここまで車は来れるんだ。

確かに途中にオートキャンプ場もあるからな。また林道もどき。林道が終わって登山道らしき所で一本目の休憩。ここから本格的な登山道?沢沿いが登山道ぽいが、左にも踏み跡が。沢沿いと判断し進む。

標識もあり間違いなし。しかしなだらかな沢沿いの道。標高は稼げないが気持ち良い。ツリーになりそうな巨木。もみの木ではないだろうが・・・。沢から外れ急登。しかし長く続かない。後ろからソロの男性。お先にどうぞ、と道を譲る。急登ではザックが重い。沢を外れたと思ったら滝が出現。

看板もある。『大理石の滝』?ソロの方はこの滝を見に来たのだろう。戻っていった。滝の上部にはベンチもあった。ここで2本目の休憩。

 沢の横である。ここまで渡渉箇所が何箇所もあったが橋があり、ない所は石の上を渡れるので濡れることはない。相当の大雨の後でない限り渡渉が困難になることはないだろう。最後の登りだと思うところに差し掛かる。ここまで丹沢名物の階段がほとんどなかった。歩きやすい道だったがやはり甘くはない。稜線への取り付きは階段の連続。写真をと思ってiPhonを取り出したところ【エマージェンシーコール】状態。なんで!!15分後の表示。しばらく歩き再度見たところ、今度は1時間後!!写真が撮れないじゃん!!ルートは別に構わない(迷うようなところはない)が・・・。稜線(白石峠)に到着(1025)。

【白石峠 ⇒ 畦ヶ丸避難小屋 CT:2時間強】

加入道山へ行っても仕方ないし休憩にも少し早い。記憶では、後はアップダウンも少ない稜線歩きのはず。先に進む。名前は憶えていないがあるピークに到着。ベンチもあるのでここで休憩。残り2時間前後のはず。途中で一本取れば今日のお宿に着く。眺望はないが稜線歩き。別のピークに到着。ベンチで先客が昼食中。小生も休憩。

しかし昼食は小屋でビールを楽しむのでここでは一服だけ。最後は小屋手前の坂を登って到着(1235)。

【畦ヶ丸避難小屋(泊)】

 小屋の中には5~6名が休憩・昼食中。まさか泊る人はいないだろう。頂上へ行っても仕方ないので、小屋に入り休憩者がいなくなったところで寝床の準備。そして早速一次会。ワンパターンの餃子とビール。飲み終わってワインとビスケット。誰もいない小屋でのんびり。昼寝をして16時から二次会。もちろん誰も来ない。暗くなり、夜景を見ながらワイン。至福のひと時。そして就寝。夜中に起きて星空観賞。

11月30日(日)晴れ ザック重量16kg前後

【避難小屋 ⇒ 大滝橋BS CT:2時間半前後】

 快晴のようだ。小屋の外にある温度計では1℃。寒くないはずだ。日の出前だが明るくなったので出発(0625)。出だしは急な階段。木の間から富士が見える。

気温が高いので霜柱もあまり出ていない。滑る心配もない。日の出を迎えた。木の間からの日の出。

先に進む。大滝橋と権現山方面の分岐に到着。ベンチもあるので少し早いが休憩。

 ここから先は歩いたことがない道。しかし畦ヶ丸に登るルートとしてはポピュラーなのだろう。落ち葉は結構踏まれている。道も歩きやすい。沢に出てきた。暫く進むと一軒屋避難小屋が見えてきた。

結構きれい。中を覗く。休憩だけかな?と思ったところ奥まったところに小上がりのスペースがある。棚もある。泊れるな!でも登山口にあまりにも近い。そして冬なのに少し湿った感じがする水は沢を煮沸すれば問題ないが、トイレはない。利用することはないかな?先に進む。沢沿いの道が続く。

途中右が崖の登山道で崖を後ろから走り追い越す黒影が!熊?まさかあの崖を熊が走れるわけはない。イノシシ?シカ?黒かったからやはり熊?暫く進むと前方に何か?ニホンカモシカか!

ニホンカモシカは白っぽいのから黒っぽいのまで色々いるからな。ニホンカモシカに挨拶して先に進む。分岐?左右に踏み跡が。右に進むとロープで沢に下りれる。下りてみたが道がない。戻って左に。こちらが正解。

直ぐに林道らしき所に到着。後は林道歩きでBSに到着(0835)。0847のバスがある。一服して待つことに。しかし0900になってもバスは来ない。駐車場まで30分強と判断し歩き始める。マーフィーの法則通り。0905にバスに追い抜かれた。駐車場に到着(0935)。

【まとめ】

 白石峠までのルートはまあ~普通の道でした。最後の階段がやはりやだな!一方大滝橋へのルートは歩きやすい。また歩いてみたいと思う道。小屋は前述したとおり利用する機会はないな。大橋橋ルート利用した山行を計画ても良いかも。

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