金精峠から根名草山を経て日光沢温泉・鬼怒沼・尾瀬沼につながるルート。健脚でもなく車利用では無理。一方避難小屋フリークの小生にとっては途中の念仏平避難小屋は外せない。日帰りコースをいつものように1泊2日で避難小屋を楽しむ計画。
金精峠駐車場 ⇒ 金精峠(CT:30分)
9月14日(土)曇り ザック重量19㎏ 特別装備なし
駐車場には6時半少し前に到着。既に車は5~6台停まっていた。装備を整え出発。ネットの登山記録では金精峠までは階段の急登が続くようだ。確かにしばらく進むと階段登場。そして階段が続く。丹沢の大倉や主稜・主脈ルートにあるような整備された階段というよりは急斜面に取り付けた階段。段差もありザックが重いときつい。途中ロープや梯子もある。決して危険ではないがきつい。下りのことを考えると・・・。何とかコースタイムで金精峠に到着。少し早いが小屋泊なのでここで休憩。男体山と湯ノ湖がきれいに見える。


金精峠 ⇒ 温泉ヶ岳分岐 ⇔ 温泉ヶ岳ピストン(CT:1時間強)
峠からは地図上ではアップダウンはあまりないようだ。しばらくすると男体山方面が開けたところに出たがガスっていて何も見えない。


尾根道の腹を進むと温泉ヶ岳への分岐に到着。ザックをデポして温泉ヶ岳を目指す。少し急登だが空荷なのでどんどん進む。頂上到着。先ほどお会いしたソロの方が休憩中。しかしガスの中。ピークハントして分岐に戻り休憩。ちなみに「おんせんがたけ」ではなく「ゆせんがたけ」と読むようです。


温泉ヶ岳分岐 ⇒ 念仏平避難小屋(CT:1時間)
ここから避難小屋までも稜線歩きのはず。しっかり休憩して先に進む。しばらく行く両側から笹が生い茂った登山道。刈られているが右にバランスを崩せば少し厄介。それを過ぎると樹林帯。左には菅沼?が見える。


樹林帯に入りしばらく行くと水場。細いが沢が流れている。ここで念のため2ℓ補給。少し下るとまた水場が。ここが本当の水場のようだ。標識もある。まあ~さっきのところの水でも問題ない。どうせ煮沸する。少しのぼりを続けると避難小屋に到着。トイレはないが立派だ。冬季入口もある。


念仏平避難小屋 ~ 根名草山ピストン(CT:2時間強)
泊用装備をデポして根名草山へ。樹林帯の根道で歩きやすい。頂上少し前は岩場もどきもあるが、それを過ぎれば頂上。日光方面は開けた笹野原だがガスっていて何も見えなかった。休憩後、避難小屋に戻る。

念仏平避難小屋(泊)
避難小屋に戻ると3名のトレランの方が2階で休憩中。少し話して1次回開始。3名の方は根名草山へのピストン。酒を飲んでいるとペアの男性到着。少し山談議。昼寝をして二次会開始。18時過ぎに5名到着。少し遅くないか?と親父の小言を(もちろん独り言)。備え付けの毛布等を片付け5名の寝床を確保。もし一杯だったらあのパーティはどうしたのだろう。テントもツエルトも持っている雰囲気はない。避難小屋には慣れていないのかな?20時ごろまで山談議。そして就寝。深夜2時ごろ外に出たら星空。


避難小屋 ~ 金精峠(CT:2時間弱)
9月15日(日)曇り ザック重量15㎏前後
深夜は晴れていたが4時になって外に出るとガスっている。昨日よりも天気が悪そうだ。下山するだけなのでのんびりも、やることがないので出発。ペアの男性は根名草山へ行ったようだ。ご来光を見たいと言っていたが・・・。5名のパーティも小生より少し前に根名草山へ。トレランの方は天気が良ければ日光白根と言っていたが。来たルートを戻るので詳細は避けます。笹で覆われた場所は夜露で濡れていた。結果論だが雨具があった方が良いかも。昨日の時間帯(10時前後)では気にならなかったが、6時前後では無理もないか。休憩を取らず金精峠に到着。北西の風で少し肌寒い。秋を感じるも景色はまだまだ紅葉にも早い。2パーティほど登ってきた。眺望を聞かれたが、あいにくの天気なので・・・。休憩して急坂・階段。慎重に進み駐車場に到着。
まとめ
駐車場から金精峠までは確かに急登。下る時も注意を要した。あまり通りたくないルート。トイレはないが避難小屋はきれい。しかし場所が中途半端。日光沢温泉まで抜けるとしても1日で行ける距離。積雪期には利用価値があるだろうが。次回は公共交通機関を使って日光沢温泉に泊まる計画で登ってみるかな?
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