塩野七生が『ギリシャ人の物語(単行本版)』を最後に筆をおいた。決して読書家ではない、逆に本はあまり読まなかった(小学校時代、夏休みの読書感想文を書くのが苦痛だった)小生であるが、あるセミナーでご一緒させていただいた方から『ローマ人の物語』を勧められ塩野七生に出会った。それ以降、何の脈絡もなく塩野七生の本を読んできた。今後、塩野七生からの歴史エッセイは発表されなくなるだろうが全作品について再度読み返し感想を記載したい。歴史順に再読も考えたがやはり執筆順に読み返し、塩野七生の成長も合わせて感じてみたい。深読みできる知識や感性もないので表面的な感想になる旨、予めご容赦ください。それでは塩野七生の世界に入っていきます。まずは『ルネッサンスの女たち』
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