北八スイーツ山行

山行記録

はじめに

 北八はスイーツの宝庫。双子池の『ワッフル』・黒百合の『コケモモマフィン』・高見石の『揚げパン』。『ワッフル』は一昨年の秋に食べたので、この夏は残りの2品を食べに訪問。昨年のGWに食べる予定であったが、チェーンスパイクを忘れやむなく撤退していた。のんびり2泊3日の山行(1日目:黒百合ヒュッテ周辺散策、2日目:高見石まで周回、3日目:西尾根ルートで下山)。さてスイーツのお味は?
 前述の通り2泊3日の予定であったが悪天候の結果、1泊2日に変更(1日目:高見石まで周回、2日目:西尾根ルートで下山)した。

8月13日(水) 曇り 1泊2日 テント泊 ザック重量21kg 特別装備なし

駐車場 ⇒ 渋ノ湯との合流 (CT:1時間前後)

 6時過ぎには唐沢鉱泉駐車場に到着。既に満車状態。路肩にも数台。ちょっとした空きスペースが駐車場サイドに。問題なく駐車完了。スーパーの狭い駐車場並みだった。装備を整え(雨具なし、ザックカバー装着)出発(0640)。

 渋ノ湯との合流まで休憩なしで行けると思い歩を進める。しかし思ったほどペースが上がらない。GWの際は、チェーンスパイクを忘れ凍った登山道を慎重に歩いたので少し時間がかかったが、その時よりはザックは軽い。合流の少し前の平らな場所で休憩(開始から1時間弱)も考えたが残り10分前後と判断し先に進む。CTの1.5倍弱かかりやっと合流地点に到着(0810)。会津駒の時のような熱中症もどきにはなっていないが、しっかり休憩。

合流 ⇒ 黒百合ヒュッテ (CT:1時間前後)

 ここからは歩いたことがないルート。地図上ではたいした勾配の登はない。しかし枯れた沢のようなところを進み、随所に大きな石があり歩き難い。下りは膝に悪いな~と思いながら進む。しかし北八らしい雰囲気の箇所もあり心が和む。ペースが上がらないまま進み小屋に到着(1000)。 
 受付(1張、1名、1泊 1,500円)を済ませテント設営。早かった(数張が設営済)のでコンパネの上に張ることができた。マフィンは戻ってきて酒(ワイン)と一緒に食べようと思い、酒も飲まず高見石の揚げパンを目指す。

黒百合ヒュッテ ⇔ 高見石小屋 ピストン (CT:2時間前後)

 登りに予想以上に時間がかかり、ニュウ経由で高見石小屋に向かったのでは『揚げパン』売切れのリスクがある。スイーツ目的の山行なので直接高見石小屋を目指す(1030)。出だしも北八の雰囲気。中山峠で左に折れ高見石方面へ。

途中、視界が開けた展望台に到着も天狗は雲の中。暫く進むとニュウへの分岐。

 その先は少し登って中山の頂上。樹林帯の中で展望はないが、その先が少し開けた感じなのでそのまま進む。岩だらけの開けた平坦な場所に到着。晴れていれば景色は良さそうだが・・・。売切れにならないように先に進む。ここからは下り。石があり嫌いな登山道。とは言っても急坂ではない。景色もない樹林帯を進み、平らになったところで高見石小屋に到着。

高見石小屋:休憩

 高見石小屋は夏麦峠の駐車場から近いこともあり人でにぎわっていた。何とか大きなコンパネのようなところに場所を確保し、お目当ての「揚げパン」を注文しに小屋へ。小屋の受付&喫茶の注文窓口は階段を上ったところ。テラスのテーブルもカウンターも満席状態。しかし「揚げパン」はまだ売っていた。1品目ゲット(セットで1,100円)。カリンジュース(550円)をお供に揚げパンを楽しむ。ビールでいきたかったが、戻る必要もあり我慢。味は期待したほどではなかった・・・。

 揚げパンを楽しんだ後は戻るだけ。下りよりは登りの方が楽だったかな?往路では休憩を取らなかった開けた場所で休憩。しかし眺望は雲の中。無事、黒百合ヒュッテに到着。

黒百合ヒュッテ:泊

 テント場に戻り、ビールとお目当ての『コケモモマフィン』と思いきや、軽食は14時まで、ショック。朝のうちに食べておくべきだった。更に最悪が販売開始は10時から。10時から食べてニュウ&西尾根ルートでは帰りの渋滞にはまる。『コケモモマフィン』を第一優先に、①晴れ:西尾根ルート、②曇り(眺望が見込めない):ニュウの行程で最終日に臨む。
 また小屋の前で休憩中、関西・名古屋からの登山者と雑談させていただいた。関西方面の山のヒルの話を聞き、絶対に関西方面の山には行けないな!と心の刻みました。

8月14日(木) 曇りのち晴れ ザック重量18kg前後?

黒百合ヒュッテ ⇔ ニュウ ピストン(CT:2時間前後)

 前日の夕方及び夜中に2回ほど雨が降ったが朝は止んでいる。しかし曇り空。天狗に行っても景色が楽しめないことから、まだ登ったことのないニュウに行って、マフィンを食べる行程に決定。
 泊り装備以外をザックに入れ出発(0630)。中山とニュウの分岐までは前日に通った道。中山峠の少し先の展望台から天狗を期待したが、今日もダメ。分岐に到着してニュウ方面へ。ここからは北八らしい雰囲気の登山道。

 しかし夜中の雨で登山道は所々泥濘になっている。汚れるのを気にしても仕方ないが、気分的に水溜まりや泥濘はやっぱり避けてしまう。途中までは緩やかな下りだが、最後の方は大きな岩を越えていくような感じの登山道。休憩しないで進み、白駒池からの合流に到着。直ぐに開け、ニュウが目の前に。頂上は狭そうなのでピークハントしてここで休むことに。頂上に到着(0755)。生憎の雲で、硫黄・天狗・北横は雲の中。暫く待っても晴れないので、戻ってニュウの下で休憩。後は戻るだけ。小屋に到着(0900)。

 テントを撤収(雨でぬれたテントもお日様のおかげで乾いていました)し、お目当てのマフィン!!しかし何と、今日も売切れ?開店と同時に売切れ?前日で在庫が切れていたようだ・・・。

黒百合ヒュッテ ⇒ 駐車場 (CT:2時間前後)

 お目当てのマフィンを食べられず、肩を落とし帰路に就く(1000)。ザックが重く感じる。酒・食料も減っているので軽いはずなのに。マフィンが食べられなかった思いが圧し掛かっているのかもしれない。途中までは大きな岩等で段差があり、バランスを崩すと危険なのでゆっくり進んだ。

渋の湯の分岐で休憩して、その後は段差もなく少し楽かな?詳細は同じコースなので省略。無事駐車場に到着(1230)。

まとめ

 ルートに関して言うと、渋ノ湯の分岐からは岩があり歩き難い。冬季(1月~3月頃か?)であれば雪道なので冬季がベストシーズンではないでしょうか?また揚げパンはイマイチでしたね。見た目はいいですが、絶品とは言えないと思います。次回冬はマフィンを期待したい!!

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