一杯水避難小屋に泊って鳥屋戸尾根を下る(撤退)

山行記録

 東京都と埼玉県堺の長沢背稜。東京都側から登れるルートは5本(内、1本は崖崩れで通行禁止)。まだ歩いていない鳥屋戸尾根(他のルートは踏破済)。川苔橋BSから反時計回りで東日原BS(近くの駐車場)歩けば日帰りコース。しかし折角なので一杯水避難小屋に泊るのんびり登山を計画。 

3月8日(土) 曇りのち雪 ザック重量20kg チェーンスパイク
 家を出るのが遅くなり、反時計回りでは小屋到着が遅くなるので時計回りのコースを選択。夕方から雪の予報なので、降る前には着きたいが。尚、雪が降る前に着く、積雪は多くても足首程度と考え雪山用のウェアではない。ヘルメットもハードシェルもロングゲーターも持ってきていない(後で猛省)。

東日原駐車場 ⇒ 滝入ノ峰(CT:2.5時間弱)

 駐車場(500円/日・台)はBSの少し手前左側。広いが駐車場に車は1台。トイレはBSにあるが、水場や靴を洗うような施設はない。身支度を整え出発。なんと1320。小屋には早くて1630、日の入り前に着きたいが雪は・・・。

 舗装道路を数百m進んで登山道に入る。昭文社の地図では急登となっているが、九十九折の登山道でそれほどハードではない。奥多摩らしい植林された林の登山道。暫くすると植林帯を抜けて冬枯れの道に。少し雪がある。週初めの雨はやはり奥多摩では雪か。数回この道は下山に使っており、歩きやすかった記憶がある。分岐少し手前で、椅子代わりとなる倒木を発見。しばし休憩(1420)。

 尾根道と巻道の分岐に差し掛かる。道標はあるが尾根道の標はない。急斜面に踏み跡がある。尾根道は昭文社の地図には記載されていないが、YAMAPには記載がある。尾根道に進む。急斜面で枝を掴んで進めるような枝もなく、ストックを杖代わりに登っていく。急斜面を登りきるとなだらかな開けた尾根道。と言っても踏み跡は薄く一面の雪。この雪が厄介。固まっていると思いきや、体重を乗せるとズボ!この繰り返し。体力を持っていかれる。今日のトレースと思われるものがあったり、なかったり。尾根道なので谷に下りるミスをしない限り道迷をすることはない。ヤセ尾根がでてきた。土や岩が露出している箇所も多いのでチェーンは必要ない。滝入ノ峰前のヤセ尾根は少し緊張。枝も邪魔になる。滑落すれば大けがかな?トレースはないので巻けたのか?滝入ノ峰に到着(1545)。

滝入ノ峰 ⇒ 一杯水避難小屋(CT:1時間強)

 小生が一杯水から下ったルートはやはり巻道であったようだ。ここまで全く記憶がない。雪もちらついてきた。遅れているので先に進む。下りに入る。雪が多いのでステップを切って進む。最後の下りはヤバかった。分岐に合流。

 巻道にはしっかりしたトレースがある。4~5人は歩いてきていると思われた。雪が強くなってきた。ハードシェルはないので、防寒代わりに持ってきた安物のヤッケを着こむ(防水性はないと思うが、防寒対策にはなる)。ここから小屋まではなだらかな登り(地図と記憶を頼れば)。しかしここまでの疲れかペースが上がらない。倒木で休憩(いつもの羊羹を摂取)。寒くはない。−4度程度。もちろんサーモス(ホットコーヒー)も持ってきていないが、寒くはないので水でもOK。水筒の水も凍っていない。元気を取り戻し再出発(1615)。雪は30~40cmほどか?尾根筋の雪と違いフカフカに近い。しかし登山道はしっかり踏み跡があるので踏み跡を選択すれば潜ることはない。ペースが上がらない。雪の降りも強くなってきたが、ネックゲイターも持ってきていない。なくても大丈夫だったが・・・。何とか小屋に到着(1720)。4時間もかかってしまった。

一杯水避難小屋(泊)

 予想に反し先客が。男女2&3のパーティ。小生と同じコースで登ってきたようだ。トレースに感謝して暫し会話。小生も寝床を整え、一次会に入る。男女のパーティは健康的で、夕食後は直ぐに就寝に入っていった。小生は一言お断りをして、ランタンの薄暗い明りの中一人宴会を継続。雪は降り続いている。10cm程度は積もるかな?明日のコースを考えながら酒を進める。しかし疲れたのか?ワインは少し残して就寝。
 朝(0400)雪はまだ少し降っている。積雪は10cm前後増えたか?蕎麦粒山へのルートは昨日のトレースが薄く見える。しかし鳥屋戸尾根の状態が分からない。12爪のアイゼンもない。下山か進むか?悩む。日の出後、先のパーティは雪が多いことから東日原に戻ることに決定したようだ。ベテランの雰囲気のある方と会話。「鳥屋戸尾根は巻道も多いので、雪ではルートが難しいと思いますよ。急坂が続きますし。無理しない方が」とのアドバイス。無理はしない。下山に決定。

3月9日(日) 小雪のち曇り ザック重量16kg前後

一杯水避難小屋 ⇒ 東日原駐車場(2.5時間弱)

 下りなので念のためチェーン装着。先のパーティが準備中のところ、挨拶をして出発(0710)。来た道を戻るだけなので気分も楽。雪は降っていないが木に積もった雪が風で流れてくる。きれいな雪景色。途中、雲取方面も少し見えた。

 尾根道と巻道の分岐に到着。ここを下りたのか。登る気はしないな!!(写真ではあまり急登感は感じられないが・・・)。巻道は幅の狭い登山道に雪が付いているので、ステップを誤ると崖に落ちる。しかし既にトレースがしっかりあるので全く問題なし。パーティの方に感謝。

 途中、斜面から雪がダルマになって転げ落ちている箇所があった。直撃したらやばいかな?尾根との分岐に到着。昨日よりも雪が多いな?少し下って、昨日休憩した場所で再休憩(0810?)。もうチェーンは必要ないが面倒なのでそのまま進み、駐車場に到着(0900)。鷹ノ巣山が綺麗に見える。

まとめ

 まず今回の山行は出発が遅すぎ(前日の飲み会が影響)。更に雪の量を見誤り、雪山装備をそろえていなかったことに猛省。一方で、奥多摩で雪が楽しめたのは予想外。小屋の周りの雪景色が綺麗でした。鳥屋戸尾根を歩けなかったので、来シーズン再挑戦(反時計回り)したいと思います。

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